8カ月後・・・
オオクボくんと作ったクロダマルの味噌を
開封していきたいと思います。
ドキドキしながら
眠っていたツボをオープン。
おっ・・・・んっ・・・?
なにやら白いふわふわが。
一瞬、蓋をしておいた酒粕かと思ったけど
酒粕は綺麗に味噌に吸収されていました。
はい、正体は白カビ。
失敗か!?と思って調べると
白カビは悪いカビではないので、その部分だけを取ると大丈夫だそう。
あの苦労が水の泡か・・・と思ったけど一安心です。
カビを取ってみると現れました
菌が1年間仕事をしてくれた味噌がしっかりと出来上がっていました。
香りもちゃんと味噌で
赤味噌っぽいコクがあります。
ということで
ニンニク、ショウガ、みりん、鶏がらの素などと共に
煮込んで味噌鍋にしました。
そしてそのお味は・・・うまい!
なんか食べたことのあるお味・・・
これは福岡県民なら一度は必ず食べたことのある県民食、【山賊鍋】のようなスープの味だ。
カビという課題は出来たものの
山賊鍋も作れたし
ひとまずは成功ということで
今度は白みそにチャレンジしたいと思います。
手作りって何か嬉しいですね。
手間と暇をかけると、そのストーリーや愛情みたいなものがそれに乗り移って、それを食べると乗り移ったそれらが身体に染みわたっていく気がします。
食べ物がどうやってできているのかを体験するということは、必要ですね。
味噌作りへの道はまだまだつづく・・・。
ヒトの手には常在菌がいます。
手作り味噌作りは
それを作った自分の菌が移り
食した時に腸内に働きかけ免疫アップ繋がるそうですよ。
お母さんのおにぎりが美味しいのはそのせいかも?