昔の人はよく言ったもんだな~と思うことが多々あります。
そのひとつが「可愛い子には旅をさせよ」
これ私なりの解釈ですが
まず、可愛い子って、単純に顔が可愛いとかイケメンとかじゃなくて(笑)
自分にとって大切な存在を指していると思うんですね。
子供だったり、恋人だったり、家族や友人、そして自分自身。
で、そういう存在って、そばにいて守りたいっていう本能が出るじゃないですか。
なんでも代わりにしてあげたい、危なそうだったらそっち行っちゃ駄目だよって教えて、安全な道を歩かせてあげたいっていう
母性本能や防衛本能みないなものが出てくる。
でもそのうえで「見守る」「信じる」
あなたは自分の経験の中で自分で感じ、学び、大切なものを見つけなさいっていう、ものすごく崇高なメッセージだと思う。
そして旅をする方も
生きることを学ぶわけですよね。
今まで誰かがやってくれていた大変なことや、教えてくれていた危険な道を、自分で考えて選択して行動しなかればいけいない。
フルに頭を使って感情を動かす
経験値がものすごく上がるわけですよね。
だから旅に出させる側も出る側も、ものすごく大きな成長の段階なんだと思うわけです・・・。
それって別に世界や日本一周の旅!とかじゃなくて
はじめてのおつかいのように
ひとりで買い物をするとか
新幹線に乗るとか
そんなことでも立派な一人旅だと思うんですね。
一人行動がすごく苦手だった私自身が
そうした一人旅をするようになって
ものすご〜く腑に落ちるようになったことのひとつでした。