今日はノミのお話をしたいと思います。
あの虫のノミです(犬によくひっつくやつ)
めちゃくちゃ小さな体で(2,3ミリ)自身の身長の約100倍~200倍の高さをジャンプすることができるすごいやつです。
私は身長150㎝なので200メートルくらいはジャンプ出来る計算になります。
福岡タワーくらいなら普通に飛べそうな感じです(笑)
そんなノミにガラスコップをかぶせます。
ノミ側からすると透明なガラスから見える外の世界はいつもと一緒で、まさか自分が閉じ込められているなんて気付きもしないわけです。
ノミはそこから移動しようとジャンプをするのですが透明の底にぶつかり何度も何度も跳ね返されます。
それを繰り返し学習するとノミはどうなるでしょうか?
跳ばなくなるんです。
痛い思いをし、跳ね返されたことをインプットしたノミは
コップを外して自由の身になっても跳ばないんです。
あなたがもしノミと話せたらなんて言葉をかけますか?
人間も同じです。
親、先生、クラスメイトの言葉、過去の失敗の記憶・・きっかけはなんにせよ。
自分に見えない蓋をして自分の能力に限界を決めています
本当はもっと跳べるんです。
跳ね返された過去なんて関係ないんです。
もしも自分に蓋をして、その中でもがいている自分がいたら
なんて声をかけますか?
「もうコップなんかないんだよ、そこから飛んで好きなところへ行っていいんだよ」
「もったいないぞ!跳びたかったら飛んでいいんだぞ!お前の力は福岡タワーなんて余裕なんだぞ!」
って言うかな。