最初に言っておかなくちゃいけないのが
やりたいことをするのにやる気は必要ない
ということ。
やりたくてウズウズして、居ても立っても居られずに動き出してるはずだからです。
つまりやる気が必要なのは
それが面倒だったり、やらなければいけないことだと思っているからです。
例えばこれからの季節で言うと、年末の大掃除なんかで経験ありませんか?
取り掛かるまで面倒だけどやり始めたら火がついてくる。
「やる気」というのは、やる前ではなく、やり始めると出てくるもの。
その仕組みは
作業興奮というものの仕業かもしれません。
【作業興奮とは、心理学者クレペリンが提唱した「やる気がない状態でも、いったん行動を始めると、やる気が出て簡単に継続できるようになる心理現象のこと」です】
この仕組みを利用しないのは勿体ありません。
いや、でも【やりはじめることが面倒なんだよ】というめんどくさがり屋さんのために(笑)
じゃあまず身体にエンジンをつけようというご提案です。
①50m走ってみる ②熱めのシャワーを浴びるのどちらかをやってみましょう。
走ったり熱めのお湯を浴びると交感神経が優位になり
身体と脳を動く体制にしてくれます(日中がおすすめ)
さぁ!やるか。という気持ちにさせてくれます。
身体のエンジンをつけるというワンクッション挟んでするかしないかの違いなのですが
とにかくJust do itですよ。
禁煙するなら今日だけ吸わないつもりで取り敢えずやってみましょうか。
30分のウォーキングが面倒なら
3分だけ歩いてみる気持ちで一歩を踏み出してみましょうか。
勉強が嫌なら
机に向かってえんぴつ握ってみましょうか。
小さな一歩でいいから
手をつけてしまえば、やる気は後から出てきますよ。